Em-Shelter II/ エム・シェルター2

Em-Shelter II

命を守る道具だけは、とことん簡単でなければならない・・・

事態が切迫し気が動転した中でも素早く身を守れるようシンプルにこだわりました

ペア登山において、初心者同士でも、小さなお子様がいても、
身の危険が迫った時に素早く簡単に避難できるアイテムです。

 

人数 2人用(最大4人)
換気口 2ヶ所
サイズ 140 x 100 x 90(H) cm
収納サイズ 10 x 10 x 14 cm(さらに圧縮可能)
重量 245g(乾燥時)
オレンジ
定価(税込) \18,300 (\20,130)
関連 フォトギャラリー 取扱説明書 開発ウラ話
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■特長

ボックス型のため、中央に大きな空間ができ、悪天時でも休憩・食事をとるのに便利です。
向かい合わせに座ることでテンションが掛かり、長時間でも比較的楽に座ることが可能です。

ベンチレーター(換気口)を顔の横に配置することで息苦しさを軽減しました。
ドローコード(絞り紐)で調節可能です。
※ベンチレーターからは頭を外に出すことはできません。
荒天時に頭を雨や雪にさらしながら作業する必要はありません。
シェルター内の守られた空間内で行えます。

開口部に6ヶ所ループを設けました。
トレッキングポールを立てたり、風で飛ばされないように固定する時に活用できます。

スタッフバッグは余裕を持って作られています。
使用後は適当に丸めて押し込むだけでOK。冬山用の手袋をしていても大丈夫です。

※非自立式。内部にポールを立てても自立しません。

■素材

20Dナイロン・リップストップ(国産・特注)PUコーティング防水透湿(1700mm・7500g/m2/24h)
非常用シェルターとしては高い耐水圧と、中程度の透湿性があります。

※シェルターとしては高い耐水圧がありますが、撥水スプレー(フッ素系)処理をするとさらに防水性がアップします。
※縫い目にシームテープ等の加工は施していません。必要に応じて市販の目止め剤(ウレタン系)、もしくはシームテープをご利用ください。
※汚れた時は真水で洗い流して、日陰で十分に乾燥させてください。
※仕様は予告なく変更される場合があります。

■使用法

商品が届きましたら、まずはご自宅で使い方を練習してみましょう。
実際に身の危険を感じた際は、むやみに動き回って体力を消耗する前に、転・滑落および落石・雪崩の心配のない場所、
なおかつ風を避けられるような場所で Em-Shelter をかぶりましょう。
とても薄い一枚の袋ですが、悪天候でも外とは隔絶された空間を得られ、ビバーク中の大きな不安の中にも安心感を与えてくれます。

以下は使用例です。
その場に応じて、一つまたはいくつか組み合わせて少しでも快適にお過ごし下さい。

トレッキングポールを立てて使用
2人での使用(標準)
ポールの固定方法
トレッキングポールの固定法

脇にザックを置いて向かい合わせに座ります。
少しテンションを掛けると、長時間でも比較的楽に座ることができます。
さらに天井中央のループを利用してトレッキングポールを立てると、
より空間が広がります。
※下図参照

@ ポールのリストストラップをシェルター本体内側のループに通します。
A 反転させて
B もう一方のグリップにかぶせます。

※握り手の形状により細引き等で補強した方が良い場合があります。

画像をクリックすると大きな画像が開きます。

2人で使用
2人での使用(標準)

 

対角線に座ることで、より空間が広くなりますが、
その場に応じた配置を工夫して、最も快適な方法を選択してください。

1人で使用
1人での使用

 

開口部のループにトレッキングポールの石突を入れ、
握り手を天井のループに固定します。
※別図参照
向かい側のシート部分にザックを置きます。
少しテンションを掛けると空間が広がります。

4人での使用
4人での使用

 

ザックを外に出せば最大4人入れます。
この場合窮屈になりますが、シェルター内はかなり暖かくなります。
※体格や現場の状況により、4人入れない場合もあります。

吊り下げて使用
吊り下げて使用

 

外側両端の穴に細引き等を通し、立ち木や岩場の支店等から吊り下げます。

※体重を支えるほどの強度はありません。
余裕を持たせ、本体の吊り下げ用としてご使用下さい。

岩場等での使用
岩場等での使用

 

開口部のループやベンチレーションに
メインロープ等を通してセルフビレイを取ります。

※セルフビレイは必ず支点やメインロープなどから直接取ってください。

切迫した場合
切迫した場合

 

身動きがとれないほど切迫した場合は、
何はともあれ、ただかぶって座り込んでください。

※転・滑落、落石、雪崩等に十分注意してください。

■使用上の注意

強風時は、広げた時に風を受けて転・滑落をしないように、また、シェルターを風で飛ばされないよう十分ご注意ください。
当商品をご使用の際は、換気に十分ご注意ください。
火に弱い材質でできていますので、火気を遠ざけてご使用ください。

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MEDIA INFORMATION

 

山と渓谷8月号
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